スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

[--/--/-- --:--] スポンサー広告 | トラックバック(-) | コメント(-)

辞めたいのに辞めさせてくれない ② 

こんばんは、労働サポートセンターの林です。
本日は

辞めたいのに辞めさせてくれない!!

のパート2です。

基本的に会社に拒否権はないので辞められるんですよというのを前回書きました。
しかし、そうは言っても・・・というのが現実です。では、辞めるためにはどうするか。やっぱり、最終的には多少強引になっても仕方ないです。

まず、法的にも必要なのは「退職の意思表示」です。

一般的にはまずは直属の上司に伝えると思います。しかし、会社の抵抗にあった場合にはこれだけだとちょっと弱いです。上司に握りつぶされていたら会社としては把握していない状態かもしれません。

人事部、総務部、社長に直訴、会社の規模によってもケースバイケースですが、会社としてあなたの退職の意思を把握できる先に退職届を送付してしまうことをおすすめします。

相手が受取拒否できない状況を想定すると、手渡しではなく、内容証明(場合によっては配達記録や普通郵便)など郵送が良いと思います。内容証明の場合は不要ですが、コピーはとっておきましょう。場合によってはこれまでの経緯(○月○日に○○部上司の△△氏に退職を申し出たが拒否され・・・など)を記載しても良いと思います。

とにかく、後で「言った言わない」の争いにならないように文書を残しておくのが良いでしょう。もちろん、退職日を明記しておくことも重要です。

意思表示をしたら、あとは話し合いです。

会社は必死であなたを引きとめようとするかもしれません。あなたが抜けた穴を補う同僚にも申し訳ない思いでいっぱいかもしれません。

でも考えてください。あなたの人生です。
あなたは何故辞めようと思ったのでしょう。長時間労働に苦しんでいませんか?有休が使えなかったり、残業代が不払いだったり、正当に評価してもらえてない、賃金があがらない・・・会社はあなたを大切にしてこなかったということはありませんか?

いずれにしても、会社にあなたの未来を縛る権利はありません。

意思表示をした後は退職日に退職してしまうだけですが、その前に労働基準監督署に相談して事情を説明し、労基署から会社を指導してもらうというのもひとつの手です。

後任を見つけてこい!
引継ぎが終わってからだ!(といって会社は後任を用意しない)
社会人なら責任を全うしろ!

という言い分が多いようですが、これは責任転嫁です。会社によっては「3ヶ月前」とか「6ヶ月前」に退職を申し出ることを義務化しているところもあるようですが、法律では2週間なのですから、これは縛りすぎです。1ヶ月を目安に、強引でも退職してしまうしか解決方法はありません。

強引に辞めてしまうとトラブルも起きるかもしれません。でも仕方ありません。

最後の賃金が支払われない・・・労働基準監督署に賃金未払いで申告しましょう。
離職票を発行してもらえない・・・退職日翌日から10日経過しても発行してもらえない場合、ハローワークに相談してハローワークから会社を指導してもらいましょう。
年金や健康保険は社会保険事務所に相談です。


最後に、「期間の定めのある契約の場合」です。

民法でこの条文が定められた時代と、今の時代は働き方がえらく変化しています。
今は、企業が雇用責任を軽くする為に「契約社員」とするケースが急増しています。一定の期間を定めてあっても結果として契約更新を繰り返している、もしくは契約更新が前提であるケースが多いと思います。この場合、期間の定めのない契約と同様の対応をしても法的に損害賠償責任が発生するケースはほとんどないです。心配な場合は労働基準監督署などに相談してみましょう。

さて、次回はパート3に入ります。辞められないように制約がつけられている場合の解説をします。例えば・・・会社負担で○○の資格を取得した後、1年以内に退職する場合には資格取得に掛かった費用を支払う、などの規定がある場合です。

<<林>>


人気blogランキング ポチっと押してください!
FC2 Blog Ranking ポチっと押してください!
スポンサーサイト

[2006/07/25 20:12] 労働契約 | TB(0) | CM(3)

具体的履歴

会社とはどんなやり取りでも書面や電磁文書などで
履歴を残すことは重要ですね。同感です。両者にとってもメリットがあります。
こういう情報をもたない、または得られない人たちは
ほぼ泣き寝入りしてしまうのかなとも思います。
私は総務職という立場的で、経営寄りであったり、従業員寄りであったりします。
「平等に守る」をモットーにしています。

[2006/07/26 08:04] asahi [ 編集 ]

こんにちは 
この前「辞めたいのに~」をリクエストさせていただいたものです。 さっそく記事にしていただいてありがとうございます。 何を隠そう、私も以前この問題で会社ともめにもめて大変な思いをしたことがあります。
そのときに色々と勉強したのですが、当時それを知っていれば・・・と 悔しい思いをしています。

結局 会社の都合で有給も消化できませんでしたから・・・

次回も期待しています
[2006/07/27 12:59] katzu32 [ 編集 ]

>> asahiさん

「隠し録音することをオススメします」などとアドバイスしていると、世知辛くってなにやら悲しくなってきたりするのですが、でも『言った言わない』のトラブルは実際に多いし、どうにもできなかったりするんですよね。

記録を取ることは本当に重要です。

>> katzu32さん

もう一本書いたので是非読んでくださいね。今回は3シリーズで終了です。だいたいカバーできたと思っております。

労働トラブルを経験すると、いろいろなことを学びますよね。私が労働トラブルを経験した時に一番強く思ったのは、「知は力」ですかね。「知っている」って非常に強いなと思いました。

実際に行動するかはともかく、みなさんに「知っている」状態になって欲しいと思いつつ、いつも労働相談対応しております。

はやし@RSC
[2006/07/28 19:38] 林@RSC [ 編集 ]

- コメントの投稿 -















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://roudou.blog61.fc2.com/tb.php/52-892a65b4






上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。